コンサルタントやってた時、重要な対人技術として『「ちがう」と言うな』と習った。

コンサルタントのころ。対人技術を教わった。

様々なものがあったが、その中でも群を抜いて重要な技術の一つは

「会話の時、人の話を否定しない」こと。

具体的には、人に『ちがう』と言ってはいけなかった。

若干うろ覚えだが、客先で、こんなことがあった。

プロジェクトで、部門別の目標を立てて、発表してもらった時のことだ。

私:「では、営業部2課の目標の発表をお願いします。」

営業2課:「既存顧客を中心に、前年比10%の売上アップです。」

私はここで、おかしいな、と思った。

先日の経営会議で

「営業2課は、新規開拓を中心にした目標にしてほしい」

との指示があったからだ。

それがなぜか既存顧客中心にすり替わっている。

訂正させなければならない。

が、「その目標、間違ってませんでしょうか?」と否定するのはご法度だ。

私は思案した。

どうすれば担当者を否定せずに済むのだろう。

そこで確認した。

私:「確認なのですが、新規開拓ではなく、既存顧客を中心にするのですね?」

営業2課:「そうです。」

彼らは堂々と「そうです」と主張する。

これはおそらく、担当者に前回の話がきちんと伝わっていない可能性がある。