日本の宗教的な心のベースとなっている祖霊信仰は、十分語られていないように感じる。2ちゃんねるにこのスレがなければならない。
コメント一覧
岡本夏生2021-10-10 02:46:03

ええ、仰る通りです。漫画家の小林某先生は、「沖縄のシャーマニズムは日本
文化圏のもの」としてらっしゃる訳ですが、沖縄にはかつて地蔵信仰や禅宗が
栄えていたものが一時衰退したという指摘もありますし、沖縄でもヤマトでも、
巫病などの扱いが如何なるもので、口寄せなどはどの様に行われていたのか、
それらは何時歴史に登場するのか、といった事が判然としませんから、現在の
イメージから、安易に結びつけるべきではありませんね。

川崎徹2021-10-10 02:49:06

と、83氏に批判的なことを書きつつ、私も 「魔法の杖」 探しにロマンを感じるので、
スレ違いを承知で少し仮説を出してみましょうw 所詮思いつきですから、戯言と斟酌してお聞きください。


(仮説1) 日本人の発想の方向性には、透徹した哲学がない。

(解説)
たとえば、神仏習合にみられるような、良く言えば柔軟、悪く言えば節操のなさである。
しかも、日本人のそれは垂直方向へ対象を深めるのではなく、水平方向へ拡がるのである。
遠藤周作の 「沈黙」 という作品ラストで、徳川幕府から棄教を迫られた主人公の宣教師が、
既に棄教した先任者と会見するシーンにこんな問答がある。

 先任者 「この日本という土地ではキリスト教という種は育たないと私は知ってしまったのだ」
 主人公 「それは違う。長崎などでは実際に芽を出しかけたのだ。それを摘み取ったのは幕府だ」
 先任者 「私もかつてそう信じていた。しかし出たと思った芽は、我々の知るキリスト教ではなかったのだ。
       彼らの信じていた神は、我々の信じている神などではなく、彼らが信じたいと思った神だったのだ」
       (註:以上引用は記憶によるものなので、正確ではない)

下口ひなな2021-10-10 02:52:09

そもそも、「外来の思想」以前の、「原日本人」の発想があったとするばかりで
ではなく、それを「真正」と見做すかの様な態度をとっている時点で落第です。
近代史上の戦争犯罪についてはよく分かりませんが、この点だけ考えれば、
新しい歴史教科書なるものの採用は、躊躇せざるを得ません。

日野晃博2021-10-10 02:55:12

(つづき)

つまり、日本人はキリスト教のうち、自分たちに都合のいいエッセンスを取り入れただけで、
キリスト教の本質のなんたるかを理解することはついになかった、と絶望的に告白する名シーンである。
仏教についても同様の土着化を見ているし、漢字や儒教などの中国文化、明治期の和魂洋才、
戦後のアメリカナイズというのも同様で、新しいものの摂取吸収をさらっとこなすものの、
サルマネなどと言われてしまうように、なにか底の浅さを感じる。

中国やアメリカなど影響を与えた側からすれば、最初は自分たちの文化を抵抗することなく受け容れる
同化政策の優等生(飼い犬とも)とみえるのですが、あるとき実は本当には同化していなかったと思い知らされる。
たとえば中華思想であれば、、朝鮮は完全に中国に恭順していたのに対して、日本のそれはどうも怪しい。
いまの日米関係も、アメリカが思うほど日本政府および日本国民はアメリカナイズされていなかったり……。

この点、ベトナム戦争のときの北ベトナム戦線兵士の独立への気概ですとか、
フランス人の自国文化への誇りですとかいったものと比較しても、透徹した哲学がないように思える。
まあ、少々古いですが 「ノンポリ」 が日本人の発想の特徴なのではないかとw

表純子2021-10-10 02:58:15

神仏習合というより、本地垂迹説でしょう。吉田神道や伊勢神道の様な例も
ありますが、基本的に中世日本の信仰は、仏教の世界観中心で、神祇信仰の
隷属でしたよ。それにより、神祇も仏におぶさる形で権威を増していた事も
確かな訳ですが。
で、本地垂迹説を進めるにせよ、それに反対するにせよ、相応の理論を展開
させた著作が必要になる訳ですが、これは哲学とは言えませんか。
本地垂迹説と統一した側の中でも、大江匡房の様に、政治家・文人としての
嗜好や、個人的な感情を交えて八幡信仰を論じた人物がいました。
今から見ればこじつけ臭い点もありますが、その世界観は物凄いですよ。

>(仮説1) 日本人の発想の方向性には、透徹した哲学がない。
意地の悪い言い方をさせて頂くと、あなたのお考えでは、日本には欧州ほか
で発達した、プラトンやキルケゴールやフッサールの研究者はいないのでし
ょうか。或いは、いても本当は理解出来ていないという事でしょうか。
「今では」いるのだとすれば、ではその時代の境目は何時からでしょうか。

文人Aには文人Aの、文人Bには文人Bの、仏家には仏家の、神道家には神
道家の理論・哲学がありました。あなたの引用された文中にある「日本人」
から、これらの「哲学者」を排除するのは、武士や貴族を除外して「常民」の
みを対象としていた、往年の民俗学への逆行だと思われますが。
そもそも、「透徹した哲学」の定義が明確ではありません。原典をそのまま
受容した信仰などありはしませんし、異教的要素であれば、欧州の信仰に
も見られるものです。

仰りたい事は分からなくもありませんが、「信じたいと思った神」を信じない
人は存在しないでしょうし、上述の通り、文盲も学者もひっくるめての「日本
人」像は、いびつなものと判断せざるをえません。

もう少し噛み砕いた表現を使用してみると、日本人にも、熱心なクリスチャン
やムスリムはいるでしょうし、「ノンポリ」でない人、原理主義者だっているで
しょう。彼らを排除した「日本人像」というのは、どんなものでしょうか。
「例外」、「マイノリティ」。いくらでも言い換えられる存在ではありますが、
断言するには「日本人」という枠組みは、それ自体が曖昧過ぎ、判断する基準
も、明確ではありません。

トクマ(TOKMA)2021-10-10 03:04:21

>90
いやはや、またしても丁寧なレスありがとうございます。

おっしゃること、よく解ります。
戯言めいた仮説をもてあそんでいるだけで、本気ではありませんのでご容赦を。

私も基本的な立場は山野さんと同じ考えです。
それを敢えて、「往年の民俗学への逆行」 をやって楽しんでみたかったのですが、
スレの流れからすると交ぜっ返すようで悪趣味でしたね。申し訳ありません。

杏沙子2021-10-10 03:07:24

いえ、「分からなくは」無いのですが、ついつい強調するために意地の悪い
表現になってしまい、申し訳ないことです。

藤子まい2021-10-10 03:10:27

ある英国人の文化人類学者が、日本で生活してしばらくしてから帰国し、大学
で報告をする事がありましたが、その際質問者の一人から、「それでは英国人
も日本人も同じと言っているのではないか」という意見が寄せられました。
これは批判のつもりであったらしいのですが、発表者に言わせると、まさしく
それこそが言いたい事であったそうです。
では、「変わりなし」という報告ばかりで良いのか。調べる意味は何か。
・・・・・難しい話です。全く。

飯塚高史2021-10-10 03:13:30

なーるほど。興味深いおはなし色々ありがとうございました。
しかし、山野さんも宵っ張りw

緒方耕一2021-10-10 03:16:33

めしもくうし くさいへもこく
    ちがいはささい
  いいじゃないの にんげんだもの
                        みずお

ジェリー藤尾2021-10-10 03:19:36

神道と仏教並存の真相
ttp://home.att.ne.jp/blue/atelier/Inoue-sanNihonshi/Vol05.htm

サード長嶋2021-10-10 03:22:39

>>97
これはまた、大層な電波ですね。それに加えて、小学生の様な文章。
・・・人の事は言えませんが。

前野悠介2021-10-10 03:25:42

>>98
藤原不比等の神道国家建設推進はさておき、平安期に顕著な非業な死人の祟りに、
現世人が怯えるといった精神構造は、何から生まれたんだろう。桓武と違って、
天智も天武も非業の死に陥れた政敵の祟りに怯えた記録はないと思うが。

青木るえか2021-10-10 03:28:45

100ゲッツ
怨霊関係の?デモなら井沢何某でも読めば?

舟山久美子2021-10-10 03:31:48

 祖霊信仰ネタとは盆正月で受けた個人的感情から
我々日本人の先祖の、生きてきた気分という
ものをいろんな補助線を使って活写できたら
というスレでつか。

小塚崇彦2021-10-10 03:34:51

非業の死を恐れるのではなくて
飢饉や疫病などの現世での異常を怨霊と関連づける
発想が興味深い

椎野新2021-10-10 03:37:54

神道では、死後33年経つと御霊様という大きな霊体に吸収されていくと読んだ
ことがありますが、またその大きな御霊様から魂が生まれていくと考えてよい
のでしょうか。それとも吸収された魂は永遠にそこにいるのでしょうか。何か、
このことに関する文献等ご存じでしたら教えて下さい。

あしべ(栗田いっかん)2021-10-10 03:40:57

三十三年という時点で、既に鎌倉時代末期に誕生していた三十三回忌
のパクリ臭いのですが・・・「神道」なるものの教理・世界観が整備さ
れるのが、実質近世になってからですし。

原田雅彦2021-10-10 03:44:00

ケツアルコアトルは季節風によって雨をもたらしてくれる雲を神格化したもの。
平凡社大百科辞典より要約

船木誠勝2021-10-10 03:47:03

いかんなぁ

なんだかなぁ

亀田真由2021-10-10 03:53:09

祖霊信仰とは日本人が一番安定して能力を
発揮できる思考基盤だとおもう。先祖盲従
ではなく、ある空想的シミュレーションで
昔の人の活気や努力や挫折を理解し、有益
なものを採用する心性の特徴なんじゃ?

木村飛影2021-10-10 03:56:12

この前、御霊様に吸収されるのは死後50年って聞いた。33年は仏教だそうです。