記者が追った!四季報の業績予想が“右肩上がり”すぎる5銘柄

2026年の四季報(2026年春号)が発表され、市場関係者の注目が集まっています。特に、業績予想が“右肩上がり”の企業は、株式投資において非常に魅力的な選択肢となり得ます。今回は、四季報で業績予想が大幅に上昇した注目の5銘柄を紹介します。

1. キーエンス(6861)

まず最初に紹介するのは、キーエンスです。自動化・計測機器の大手メーカーとして知られる同社は、特に製造業の効率化を支える製品群で業界のリーダーです。2026年度の業績予想は売上高が前年比10%増の1兆円、営業利益は15%増を見込んでおり、まさに右肩上がりの成長を実現しています。

特に注目すべきは、産業向けAI・IoT技術の導入により、今後の需要拡大が予想される点です。四季報でも、「今後5年間で安定的な成長が続く」としており、投資家にとって大きな期待がかかっています。

2. 任天堂(7974)

ゲーム業界の巨人、任天堂も四季報で好調な業績予想を示しています。2026年度の売上高は前年比8%増の1.8兆円を見込んでおり、特にNintendo Switchや新作ゲームのリリースが大きなドライバーとなっています。

また、オンラインサービスやモバイルゲームへの進出も好影響を与え、四季報では「さらなる収益拡大が見込まれる」と評価されています。ゲーム事業の成熟に加えて、スマホゲームの展開や新ハードの発表が今後の業績を押し上げる要因となるでしょう。

3. サントリーホールディングス(2587)

サントリーホールディングスも四季報で注目を集めている企業の一つです。2026年度の売上高は前年比6%増の4兆円を見込んでおり、特に海外市場での販売拡大が業績を押し上げています。

特に注目されているのは、サントリーのアルコール事業とヘルスケア製品の成長です。四季報では「海外市場での浸透が進んでおり、今後は中国やアジア圏でのシェア拡大が期待される」と記載されています。グローバルな展開が収益の柱となり、安定的な成長が見込まれています。

4. リクルートホールディングス(6098)

人材業界の大手であるリクルートホールディングスも、四季報で業績予想が大幅に上昇した企業です。2026年度の売上高は前年比9%増の2.3兆円を見込んでおり、特にデジタル領域での成長が大きな要因となっています。

Indeedやリクルートエージェントといったサービスが、企業と求職者のマッチングを効率化し、企業向け広告や求人広告の需要増加が業績を押し上げています。また、国内外の人材紹介市場が活性化しており、四季報では「今後も堅実な成長が続く」と予想されています。

5. 日本製鉄(5401)

日本製鉄も、四季報で右肩上がりの業績予想を発表した企業です。特に、鋼材需要の増加とコスト管理の強化が業績向上に寄与しています。2026年度の売上高は前年比7%増の7兆円、営業利益は12%増を見込んでおり、強い成長が期待されています。

特に、インフラ投資の増加や自動車業界の回復が、鋼材の需要を押し上げている点がポジティブに捉えられています。四季報でも「今後も安定した成長が続き、株主還元にも注力する」としており、投資家からの関心も高まっています。

結論

四季報における業績予想が右肩上がりを示している企業は、投資家にとって非常に魅力的な選択肢です。キーエンス、任天堂、サントリーホールディングス、リクルートホールディングス、日本製鉄の5銘柄は、どれも業界内で強い競争力を持ち、安定的な成長が期待されています。新NISAを利用した投資の一環として、これらの企業への投資を検討する価値があると言えるでしょう。

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