採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。

もう10年以上も前のことだが、新入社員の採用面接でお会いした、忘れられない一人の女子学生がいる。
彼女はノックもせずいきなり部屋に入ると、何も言わず席に座り、下を向いてそのまま固まってしまった。
最終の役員面接となると、やはり緊張で上手く話せなくなってしまう学生もいるので、その事自体は珍しいことではない。

しかし彼女は余りにも極端だった。

「こんにちは。今日は面接に来てくださってありがとうございます。よろしくお願いします。」

「・・・」

「緊張する必要なんか、全くありません。少しお話をお聞きすることはできそうですか?」

「・・・」

わずかに見える鼻の頭や耳まで真っ赤になってしまっていて、今にも泣き出しそうだ。
顔を上げられず、小さく固まってしまった肩が震えている。
もはや面接どこではない空気感だ。
とはいえ彼女もここまで試験を進み、しかも履歴書からもとても優秀な学生であることは十分わかる。
たかだか「あがり症」であることだけを理由に面接を打ち切る必要はないので、言葉を続けた。
「面接ってやっぱり、緊張するものだと思います。無理に話さなくてもいいので、では私の話を聞いて下さい。なにか話せるようになったら、話すということで大丈夫です。」
彼女は下を向いたまま、小さく二度ほど頷いた。

ある会社で配布された、「新入社員へうちの会社が求めていること」という資料が、すごい本音だった。

ある会社で配布された、新入社員向けの資料があった。タイトルは、「新入社員へうちの会社が求めていること」

内容を拝見したのだが、かなり本音で書かれており、面白いと思ったのでこちらで紹介したいと思う。

うちの会社がまず最初に皆さんに求めることは、「言われたことをキッチリやること」です。

納期内に、先輩や上司の指示した仕事を100%終わらせること。それが重要です。正直、創意工夫も、提案も、今の皆さんにはあまり求めていません。それはもう少し仕事を覚えてからでも遅くありません。

そのために、頼まれたことは決して忘れないこと。忘れてしまう不安がある際には、必ずメモを取ってください。

あと、ほんのちょっとアドバイスをするとすれば、納期を前だおしして、頑張って仕事を終わらせること。先輩や上司はそれだけで喜びます。

どんな人が可愛がられるか、ということについては正解はありません。皆さんで上司を観察して考えて下さい。

生意気な人を可愛がる人もいれば、従順な人が好きな人もいます。思慮深い人が好きな上司もいれば、行動力を重視する人もいます。もちろん礼儀正しいことは前提です。人を観察し、対応方法を考える事は、将来皆さんがお客さんと相対した時にきっと役に立つことでしょう。

当然のことながら、上司に可愛がってもらえたら、いい仕事を回してもらえるし、ほしい情報をもらえることでしょう。結果として出世も早いと思います。

「高アウトプット能力の保持者」は、普通の人と何が違うのか。

随分と久しぶりに、完全書き下ろしの本を書きました。

タイトルは、「人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門 」。

アウトプットすることの意義、そしてその能力の源泉についての話を、読みやすいよう、物語形式にてまとめています。

どうか買ってやっていただけると、とてもありがたく、温かい投げ銭をよろしくお願いします。

さて、この本にちなんだ話題です。

先行き不安な世相を反映してか、世の中には「アウトプットの手法」に関するノウハウが氾濫しています。

ちょっと書店を見渡すだけで、

「アウトプット術で仕事がうまくいく」

「アウトプット力で成功」

「アウトプットスキルで差をつける」

などの、本が驚くほど多数、陳列されているのです。

そして、中身を見ると、書き方、話しかた、表情の作り方、報告の仕方など、「やるべきことと、その方法」が羅列してあります。

こうした本は、一般的には「スキルを磨いてアウトプットしよう」という主張を、共通して根底に持っています。

キーワードは「スキルアップ」「自分磨き」「習い事」。

つまり「自分が成長すれば、アウトプット力が高まる」との世界観です。

このような世界観に基づいて、「習い事市場」は大きくなりました。

84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る

84年前の日本を撮影した動画に映った女学生と思われる少女たちが、現代の女子高生と変わらないファッションをしていると、ネット上で話題になっている。お下げ髪こそ古風だが、セーラー服や膝丈のプリーツスカートにタイツ姿で目いっぱいオシャレしていることが分かる。

1932年、日本の戦前の女子高生が
今と寸分も違わない格好してて衝撃を受ける。Σヽ(・д・)ノ pic.twitter.com/pVLy4AUziv
— cyanP (@cyanP) 

この少女達が映ったのは「JAPAN LAND OF THE CHERRY BLOSSOMS」というモノクロ映画。2012年にオランダのミハエル・ロジェさんが「1932年の日本の映像」として、YouTubeにアップした。「女学生」たちは2分48秒〜54秒にかけてカメラの前を通過している。

1932年といえば、昭和7年。日本は深刻な昭和不況からは立ち直りかけていたが、軍部の発言力が増大。犬養毅首相が殺害される五・一五事件が発生したほか、日本軍の占領地域に満州国が建国された。ドイツではナチスが第一党に躍進するなど、第二次大戦前夜の不穏なムードが世界中に漂い始めていた。

そんな中でも人々は、日々の生活を楽しんでいたことが分かる貴重な動画。ただし文字が鏡文字で映るなど、映像は左右が反転している模様だ。

「やる気」が、カンタンに操作可能だと知った瞬間、人生はイージーモード。

学生のとき、何もかも面倒になるときが、しばしばあった。

勉強を始めれば眠たくなる。

外にいきたいのに、腰が重く、結局家で過ごしてしまう。

新しいことを始めようと決意したのに、手つかずのまま。

そんなことが続くと、すべてが後手にまわってしまい、本当に大したことができなかった。

そして、その原因を「やる気」が湧かないせいだ、と思っていた。

「やる気」さえあれば、外に出て見分を広げることもできただろう。

交友関係をもっと広げることもできただろう。

あるいは、ビジネスや研究活動に打ち込むこともできたかもしれない。

だが現実的には、日々を漫然とルーティンワークの中で過ごし、大して面白くもないゲームに興じた。

そして、就職しても、根本は変わらなかった。

だが、学校と違うことが一つだけあった。

偶然にも採用してもらえた会社は非常に激務で、常に忙しい環境だったのだ。

毎日、こなしきれないほどの大量の仕事が降ってくるので、「やる気」を引き出すことは全く不要の環境だった。

激務は嫌、という人は多いかもしれないが、「やる気をださなくていい」環境は、実はとても気楽だった。

だから、「なんとなく充実したような気持ち」にはなる。

そうして、就職して1年ほどが過ぎた。

ママだけ?千葉県の青少年健全育成のポスターに批判相次ぐ

ポスターに掲載されている標語に対し、「子育ては母だけになすりつけるものではない」「父親は無関係ですか」など批判の声が上がっている。

「子育ては母だけになすりつけるものではない」「父親は無関係ですか」

青少年の健全育成キャンペーンをめぐる千葉県のポスターに、批判の声が上がっている。

問題となっているのは、千葉県の公式サイトの「青少年を健全に育てる運動」に関するページで公開されている、2020年度のポスター。

ポスターには、運動の実施期間や子ども・若者の悩み相談に応じる県内の相談窓口などが示されているほか、次のような標語が掲載されている。

「ママ見てね スマホじゃなくて ぼくの顔」

運動の実施要綱によると、この標語は千葉県PTA連絡協議会主催の2019年度「健全育成標語」のコンクールで最優秀賞に選ばれた作品だった。

標語で呼びかけている対象を「ママ(母親)」に限定していることに対し、SNS上では「ママのせいにされちゃう千葉県ポスター」「子育ては母だけになすりつけるものではない」「父親は無関係ですか」「何で子育て=ママの役割なのだろう」など批判の声が次々に上がっている。

公式サイトによると、この運動の推進機関は県、県教委、県警でつくる「千葉県青少年総合対策本部」。

運動の目的について、「千葉の未来を担う子どもたち、若者たちが健やかに育つためには、地域の皆さんが、子どもや若者の育成について思いを一つにして育てることが大切です」などと説明している。(元:www.huffingtonpost.jp)

大学の恩師に教わった、「なにがわからないか、わからない」ときの質問のしかた。

「恩師」の意味を「人生全体に渡って、大きく影響を及ぼす程の薫陶を受けた人」と定義した場合、私には恩師と言って良さそうな人が二人います。

一人は、小学校の3年から4年の時に担任をもってもらったH先生。

もう一人は大学の専門課程、国語学研究室でお世話になったS先生。

H先生については、人生の選択に関わる重要な示唆を色々と頂いたなーと思っていて、例えば昔この記事で書いたんですが、

忍者ハットリくんが、私の人生を大きく変えた、という話。

「ファミコンの忍者ハットリくんに巻物が出てきてかっこいいから、本物の巻物にも触ってみたい」

と素っ頓狂なことを言い出した私に、

「巻物は大学行かないと触れないよ」と答えて、さり気なく「大学=巻物」という刷り込みを行ったのがH先生です。

多分私、この教えがなかったら大学行ってませんでした。

上記の記事でも書いた通り、私は大学での専攻として、「巻物に触りたいから」という理由だけで「国語学」を選ぶわけなんですが、その国語学、正式には日本語日本文学(国語学)専修過程にて大変お世話になったのがS先生です。

小学校の時と同様ちゃらんぽらんだった私は、このS先生から随分と色んなことを教わりました。

今回は、そのS先生に教わった色々の中でも、特に印象に残っている言葉について一つご紹介しようと思います。

多分まだ専門課程が始まって数週間しか経っていなかった頃だったと思うんですが、私はレポートの題材になっていたとある書物(確か「類聚国史」のどれかだったと思います)についてS先生に質問に行きました。

「なんで働かないといけないんですか?」と聞いた学生への、とある経営者の回答。

昨年はこの時期には既に企業の「会社説明会」が始まっていた。が、今年は就職協定の影響で、来年の3月からとなっている。

学生の動きもそれにつられて遅くなるのかとおもっていたが、実際には水面下でかなりの学生が動いているようだ。これは、「インターン」と名付けられた「青田買い」の影響もあろう。

さて、とある会社の「インターン」に参加した学生の一人が、インターン終了後、あるメールを送ってきた。インターンへのお礼を綴ったメールであり、会社の経営者に宛てたものであったが、その中にある「質問」が含まれていた。

私はそのメールを経営者に転送し、どのように返答するか、指示を仰いだが、その会社の経営者は、質問を見て「自分で回答したい」と言った。その質問とは、オブラートに包まれてはいたが、要約すれば、

「なんで働かないといけないんですか?」

という質問だった。

その経営者は「確かに、インターンの成績や、質問内容は採用や選考に関係ない、と言ったが、この質問はなかなか勇気がある」と感心し、まじめに答えたいと言い下のような主旨のメールを学生へ送った。

その学生からは感謝のメールを貰ったそうである。

こんにちは。

「なんで働かないといけないんですか?」という質問をもらって、私はとても驚きました。私は「働くのが当たり前だ」と思っていたからです。

でも、「当たり前」と思っていることを疑うことはとても大切なことだと思いますので、まじめに考えて、回答したいと思います。

36歳で印刷会社の社長になった僕が、減り続ける売上をなんとか立て直した話

僕が35歳のとき、父親がガンになりました。

父は印刷会社を創業し、以来ずっと社長をしていました。しかし、ガンのこともあったのでしょう。急に僕を呼び出して「おまえ、来年から社長な」と告げたのです。

ちなみに治療はうまくいき今はピンピンしていますが、病気のことがなかったら、このタイミングで社長になることはなかったかもしれません。

僕は36歳で、印刷会社の二代目社長になりました。

このnoteは、印刷会社の息子として生まれ、36歳で継承し、業界が下降トレンドのなか、なんとか生き延びる道を探り出した話です。

同じような後継ぎの経営者や、いわゆる斜陽産業で踏ん張っているみなさんに届けばいいなと願いながら書いてみます。

経営方針がなくてもうまくいっていた
父は何ひとつ言語化しない経営者でした。

経営方針も、経営理念も、一切言語化しない。年度が変わっても「今期の戦略はこうです」などと示されたりはしません。

あったのは「売上の目標」だけでした。

そしてそれは「絶対に達成できないような数字」でした。とりあえず目標は高めに設定する、というのが伝統としてあったのです。

高すぎる目標なので達成できなくても特に問題ありませんが、前年より売上が落ちると営業会議で厳しく責められる。そんな会社でした。

今から考えると売上目標を示すだけで会社が回っていたというのは不思議に思えます。ただ、昔はそれでよかったのでしょう。前年比でプラスになるようとにかくがんばる。経営者はつねに高い目標を示しておけば、自然と売上は伸びていったのです。

「上から目線」の理由を知ったら、それが気にならなくなったという話。

「上から目線」という言葉が使われだしてから、どれくらい経っただろう。

確か、私の子供の頃は、そんな言葉はなかった。

おそらく社会人くらいから、徐々にそんな言葉を聞く機会が増えた気がする。

それ以来「上から目線」の経営者や芸能人の発言が炎上するのをよく見かけるが、

もはや現在ではこの「上から目線」の人は、かなりの「悪者」として扱われているような気がする。

「憎まれている」と言っても良いくらいだ。

「日本人は理解できないくせに世間の空気だけでジョーカー絶賛してるだけでしょ?」
っていうツイートを見かけた。
いつも思うのですが「俺はこの映画わかってる」という感じで上から目線で他人の感想ツイートを否定するのはほんとよくないです。
リアルでいたら一緒に映画観たくないです。

ただ、私も気持ちはわかる。

かつて、私も「上から目線」に対して、反応していたからだ。

例えば、社会人になりたての時。

会議終了後の、「新人は、ホワイトボード消しとけよ」という、先輩の言葉にわたしはカチンときた。

いやいや、サッと消すだけなんだから、近くにいる奴がやれよ、

高々1年2年、早く入社しただけのお前が、偉そうに。

そう思ったのだ。

また、前年から大きくアップした、売上予算の発表が、経営陣から示された時、

わたしは、「売上予算アップの根拠を教えてほしい」と、質問した。(引用元:blog.tinect.jp/?p=62217)