2024年からスタートした新NISA制度により、非課税での資産運用が可能となり、多くの投資家が高配当株に注目しています。特に、少額から投資できる低位株でありながら、安定した配当を提供する企業は、長期的な資産形成に適しています。以下に、2025年春時点で注目すべき優良低位株7銘柄を紹介します。
1. 商船三井(9104)
- 株価:約5,200円(2024年12月時点)
- 配当利回り:5.75%
- 最低投資額:約52万円(100株)
LNG船を中心とした海運業を展開し、堅調な業績を背景に高配当を継続。2024年には2度の増配を発表し、配当利回りは5.75%に達しました。
2. シチズン時計(7762)
- 株価:約1,600円
- 配当利回り:5.1%
- 最低投資額:約16万円
時計や工作機械などを展開。PBRが1倍以下で割安感があり、配当も安定しています。
3. VTホールディングス(7593)
- 株価:約500円
- 配当利回り:5.13%
- 最低投資額:約5万円
自動車販売・整備事業を行い、配当方針にDOEを採用。業績に左右されにくい安定配当が魅力。
4. タチエス(7239)
- 株価:約1,665円
- 配当利回り:6.3%
- 最低投資額:約16.6万円
自動車用シートメーカー。累進配当方針により、減配リスクが低く長期保有に向く銘柄。
5. 日本エスコン(8892)
- 株価:約1,000円
- 配当利回り:5.0%
- 最低投資額:約10万円
不動産開発を手掛ける企業。業績は安定しており、今後の成長と配当継続が期待できます。
6. 東洋建設(1890)
- 株価:約1,381円
- 配当利回り:5.79%
- 最低投資額:約13.8万円
インフラ建設に強く、ストック型の安定収益を持つ老舗企業。高配当・低PBRで投資妙味あり。
7. 日本たばこ産業(JT)(2914)
- 株価:約2,800円
- 配当利回り:5.07%
- 最低投資額:約28万円
減配は上場来わずか1回。配当性向は高めですが、たばこ事業は依然として高収益を維持。
まとめ
上記の7銘柄は、比較的手頃な投資金額で購入可能でありながら、高い配当利回りを維持しています。新NISA制度の成長投資枠にも対応しており、長期保有による資産形成に適した候補です。ただし、株価や配当は市場環境により変動するため、投資の際は最新情報を確認し、慎重な判断を行うことが重要です。