採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。

admin 10 Days+ 39465

もう10年以上も前のことだが、新入社員の採用面接でお会いした、忘れられない一人の女子学生がいる。

彼女はノックもせずいきなり部屋に入ると、何も言わず席に座り、下を向いてそのまま固まってしまった。

最終の役員面接となると、やはり緊張で上手く話せなくなってしまう学生もいるので、その事自体は珍しいことではない。

しかし彼女は余りにも極端だった。

「こんにちは。今日は面接に来てくださってありがとうございます。よろしくお願いします。」

「緊張する必要なんか、全くありません。少しお話をお聞きすることはできそうですか?」

わずかに見える鼻の頭や耳まで真っ赤になってしまっていて、今にも泣き出しそうだ。
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  • admin 10 Days+
    Quote 2Floor
    顔を上げられず、小さく固まってしまった肩が震えている。

    もはや面接どこではない空気感だ。
  • admin 10 Days+
    Quote 3Floor
    とはいえ彼女もここまで試験を進み、しかも履歴書からもとても優秀な学生であることは十分わかる。

    たかだか「あがり症」であることだけを理由に面接を打ち切る必要はないので、言葉を続けた。
  • admin 10 Days+
    Quote 4Floor
    「面接ってやっぱり、緊張するものだと思います。無理に話さなくてもいいので、では私の話を聞いて下さい。なにか話せるようになったら、話すということで大丈夫です。」
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