まだ駆け出しの頃に私が働いていた会社で、会議やミーティングで「開口一番見当違いのことを言う人」がいました。
その人のことを、仮にYさんと呼びます。
Yさんはベテランのエンジニアで、その時点で既に枯れていたある技術について、極めて深い知見を持った人でした。
一方新しい技術についてはそれ程知識がなく、ご自分でも「技術知識をアップデートするのが大変」というようなことをちょくちょくお話されていました。
気さくで良く笑う方で、若手にも気軽に話しかけられていました。
私も何回か缶コーヒーをおごってもらったことがあります。