所謂ピクトグラムと呼ばれる図記号サインもシルエットを重視したデフォルメの典型にございまして、人の性別あるいは役割・状況を表す際にも悪く言えば「紋切型」の表現を必要とします。
それで良い筈です。
人であろうと「見かけで区別し判断する」が記号の目的であり、それ以上の役目はないからです。
「①女性はスカートを穿いていると限らないのでは?」
「②妊産婦のお腹がこれ位大きいと限らないのでは?」
というお叱りに対しては、早い話「はい、確かにそうですけどソレが何か?」なのですよ。
面白い事にそうした人は、③人間が2本の足で立てるとは限らないという点にも気付く事もありません。